以前から、北海道の食材の良さを伝えられるような食品業界に携わりたいと考えていました。3年生の時に、合同企業説明会でのブース訪問をきっかけに内定先のインターンシップに参加し、そこで働く人たちの温かさと人柄に魅力を感じたことが決め手になりました。
志望動機を考える際に、キャリア支援課の職員の方にとても助けていただきました。私は書類の添削を依頼することが多かったのですが、企業や人事の方の視点に立った丁寧な指導をしていただいたおかげで、様々なことに気付くことができました。また面接対策では、想定される質問や事前に身に付けておくべき知識についてもアドバイスをいただき、とても参考になりました。ゼミの先生には、就職に対する不安を何度か相談しました。その度に応援の言葉をいただいたり、卒業された先輩方の就職活動の体験談を教えていただいたりして、とても励みになるとともに気持ちが前向きになりました。
3年次前期の「エントリーシート対策講座」です。私はエントリーシートを書くことに苦手意識があったため、早くからコツを身に付けたいと思い、友人と一緒に参加しました。説明を聞くだけではなく、自分のことを見つめ直しながら文章を書く時間が多かったため、あっという間に感じました。いきなり文章を書き始めるのではなく、例文に当てはめながら書き進めていくものだったので、とても取り組みやすかったです。講師の先生に個別に相談できる時間もあり、的確な指導をいただけたことが非常に貴重な経験となりました。
入学当初と比べると、様々な世代の人に対して柔軟に対応できるようになったように感じます。学外の活動では、アルバイトや習い事を通じて子どもやご年配の方と関わる機会が多くありました。また、学内の学びでは、特に卒業論文の現地調査が大きな経験となりました。電話やメールでのアポ取り、施設担当者の方とお話しする中で、コミュニケーション能力を身に付けることができました。この経験を活かし、社会人になってからも人との繋がりを大切にしていきたいです。
初めての就職活動で不安に感じることもあるかと思いますが、まずは一歩踏み出してみてください!難しく考えず、簡単なことから始めてみるのが大切だと思います。また、一人で抱え込まずに他の人の力も借りてみてください。大変な時期かもしれませんが、焦らず自分のペースで進んでいってください。心から応援しています!
(学年、掲載内容等は2024年12月取材当時)