内定者インタビュー

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内定先を選んだ理由は?

大学生活における様々なグループ活動の中で、リーダーを補佐する役割にやりがいを感じる場面が多くありました。社会人になってからも誰かのサポートができる仕事に携わりたいと思いキャリア支援課の方に相談したところ、内定先の企業を教えていただきました。お客様からの電話やメールといった非対面でのお問い合わせに対し、相手に寄り添いながら傾聴力?想像力を活かしてお応えするという業務内容に魅力を感じたからです。

キャリア支援課や学科教員のサポートはどうでしたか?

就職活動中、将来どのような働き方をしたいのかが定まらずに悩んでいた時期がありました。内定をいただいた後も就職活動を継続する友人たちの様子を見て、どうするべきか迷っていた時に「困ったことがあればすぐキャリア支援課に相談してみて」という先輩の言葉を思い出し、職員の方に相談してみました。その時に「自分で期限を決めて、そこまでは全力でやってみよう」とアドバイスをいただいたことで、周りと比べる必要はないということに気付くことができ、納得感を持って就職活動を終えることができました。

本学が行うキャリア支援関連の行事等で印象に残っているものはありますか?

キャリア支援課による個別面談です。職員の方は、困っていることや分からないことを相談すると、ひとつひとつの悩みに寄り添って丁寧に答えてくださいます。自分だけのアドバイスをいただけるので、とても心強かったです。私の場合は、業界や企業の紹介をしていただいたり、選考を受けたいと考えている会社の情報収集を行う上で注目すべきポイントなどを教えていただいたりしました。個別面談を通して企業研究のコツを掴むことができ、スムーズな就職活動に繋がったと感じています。

大学での学びを通してどのような力が身についたと感じますか?

考察力が身に付いたと感じています。私は凪良ゆうの『流浪の月』という作品について卒業論文を執筆しましたが、先行研究が少なかったため、自分で一から仮説を立てて検証していくという作業を何度も繰り返しました。うまくいかないこともたくさんありましたが、それでも作者の生い立ちや経歴、あるいは作品における表現などから別の仮説を立て、粘り強く取り組みました。この経験で得た、目の前のことを深く分析し検討する力は、今後お客様に寄り添ったサービスを考える上で活きてくると思っています。

これから就職活動を行う後輩の皆さんにメッセージをお願いします。

就職活動では周囲の人と自分とを比較し焦ってしまうこともあると思いますが、自分のペースで頑張ってください。困りごとがあっても一人で抱え込みすぎず、早い段階でキャリア支援課に相談してみましょう。

(学年、掲載内容等は2024年12月取材当時)