7月20日(土)に夏のオープンキャンパスが開催されました。当日は天候にも恵まれ、多くの高校生や保護者の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。以下に、当日のプログラムの様子を報告させていただきます。
学科紹介?入試制度などの説明
松村(教員?哲学)から、現代社会専修と歴史?思想専修という二つの専修を軸とする文化総合学科の紹介や、総合型入試?推薦入試から一般入試に至る本学科の入試制度についての説明がなされました。特に文化総合学科の学びは、2022年度から実施された新学習指導要領を含め、高校で学んだ社会科系科目の延長に位置する身近なものであることが説明されました。
また、こうした教員による説明とともに、それぞれの入試の対策や総合型入試の雰囲気、学生生活の様子など、夏のオープンキャンパスに先立って皆様から頂戴したご質問に回答いたしました。回答にあたっては、在学生からも普段の学生生活の様子や実際に自分が行った入試対策について紹介してもらい、4年間の学生生活をイメージするとともに、入試対策のポイントなどを確認することができたかと思います。
さらに、その後の「キャリア紹介―文総での学びとキャリア」では、文化総合学科の就職状況について、藤田(職員?キャリア支援課)より紹介がなされるとともに、就職活動を終えた4年生の学生との対談を通じて、大学での学びが就職活動やその後のキャリア形成に大いに役立つものであることについて説明が行われました。
体験授業「『お花見、楽しかったサ!ー異文化コミュニケーションを文脈という概念から考えるー」
伊藤(教員?異文化コミュニケーション論)から「『お花見、楽しかったサ!―異文化コミュニケーションを文脈という概念から考える―」というテーマで体験授業が行われました。体験授業では、最初に異文化コミュニケーション学の誕生とその目的についての説明がなされた上で、異文化コミュニケーションにおいて話し手と聞き手がそれぞれに持つ「文脈(context)」に焦点が当てられました。その国や地域の人々が共有する社会的?文化的基盤の度合いに応じて、文脈に依存する度合いが決まってくるという視点は非常に興味深いものであり、参加者らは話を聞きながらメモを取るなど熱心に講師の話に聞き入っていました。体験授業では、日本人のコミュニケーションのあり方の文脈への依存度を考える上で、お花見の様子を実際に描いてみるといったことも行われました。体験授業を通じて、大学で受ける授業がどのようなものであるかイメージできたのであれば幸いです。
教員と在学生による個別相談コーナー
さらに、上記のプログラムの終了後に、個別相談コーナーを開設いたしました。大学生活や学科の学びを尋ねるもののほかに、10月、11月にそれぞれ行われる総合型入試や推薦入試に関する質問も多くあり、年内入試への関心の高さを窺い知ることができました。両入試については、昨年度の推薦入試問題の解説などを含め、9月22日(日)に開催される秋のオープンキャンパスでも詳しく説明しますので、ぜひお越しください。
あらためて、多くの皆さまにご参加いただき、心よりお礼を申し上げます。今後の入試イベントを含め、皆さまにまたお会いできることを、学科スタッフ一同、楽しみにしております。
【今後の入試イベントに関するお知らせ ―トワイライト?オープンキャンパスについて】
今回の夏のオープンキャンパスに来られなかった方を対象として、8月2日(金)にトワイライト?オープンキャンパスを開催いたします。 本学の文化総合学科を知る機会として、保護者の方や、ご友人とお気軽にご参加頂ければ幸いです。文化総合学科の学びやキャンパスライフ、入試情報などを知ってもらうための様々なプログラムを用意しています。
トワイライト?オープンキャンパスの学科プログラムは以下のものになります。
17:00-17:45 学科紹介(文化総合学科で学べること)
入試説明(高校新課程の「地歴?公民」と文総での学び)
よくある質問への回答(FAQ)の紹介
17:45-18:30 学科教員?学生による個別相談、キャンパスツアー
なお、下記のリンク先より事前申込が可能です。